肺がんの初期症状

肺がんの初期症状としては、無自覚なことや、風邪と間違ってしまうことも多いのですが、血痰や咳、胸痛、背中の痛みなどがあります。ただし、これらは必ずしも初期の段階で表れるものではなく、進行した段階で初めて自覚できるケースも少なくありません。

肺門型では初期の段階から咳や血痰が出やすい傾向にあり、肺野型では初期症状は見つかりづらい傾向があります。肺がんが初期症状の段階で体調の異常に気付いて病院で検査を受けるということは、それほど期待できることではないのです。その後の治療のことを考えると、初期のステージにとどまっているうちに発見することが完治に貢献しますし、5年生存率の向上にもつながります。

何かおかしいと感じた時に病院で検査を受けるということと、たとえ自覚がなくても定期的に検診を受けておくことによって、肺がんの初期症状を見逃さないようにすることが大切です。

末期に至ることになれば、初期の段階で治療を始める場合と比べると、必然的に治療成績は低下します。これは名医が担当する場合でも同じことです。末期にまで進行してしまうということは、それだけ治療法の選択肢も狭まります。たとえば、肺がんが初期症状のうちなら手術やレーザー治療を行えたのに、末期に至る過程でそれらの方法では効果的な治療が行えなくなってしまうことがあります。

病巣が限られた部分に存在しているのなら、局所療法を用いて癌細胞を切除することができますが、転移や浸潤で広がってしまうと、病巣を直接切り取ることが難しくなってしまうのです。初期の期間は完治に向けて大きなチャンスの期間ですので、この機会を逃さないようにしましょう。

肺がんの症状

進行したものも含めた肺がんの症状としては、前述の咳や胸痛、血痰のほかに息切れ、声のかすれ、顔や首のむくみなどがあります。

小細胞がんの場合には、クッシング症候群が見られる場合があり、肥満や全身の皮膚が黒くなる、血圧・血糖値の上昇、血液中のカリウム値の低下などが現れることもあります。また、食欲不振や意識障害を引き起こすこともあります。大細胞がんにおいては、白血症増多症や発熱が起こることがあります。


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