肺がんとアスベスト

アスベストは肺がんの原因になっているほか、悪性中皮腫を引き起こすこともある発ガン物質です。とても細い繊維で、吸い込むと気管支から肺胞にまで入り込むとされています。

肺がんにおいてアスベストが原因になることは明確になっているほか、胃がんや喉頭がん、大腸がんにおいてもリスク要因になっているとの指摘もあり、深刻な影響を及ぼす物質となっています。

恐ろしいのは、アスベストは潜伏期間が長く、吸い込んでも自覚症状がないことです。そのため、自分では無関係であると思っていても、実は吸い込んでいたということもあります。職業で関連の深い方なら自覚もあるでしょうが、工場の近くに住んでいただけの場合には、あまり意識してない方もいるでしょう。建材をはじめとして、身近なところにもある物質なので、自覚はなくても他人事ではないことが多くあるのです。

アスベストはタバコとの相乗効果で肺がんのリスクがより大きくなると言われています。喫煙者の方は、それだけで大きなリスクを抱えていることになりますので、そこに上乗せされることによって、より危険な状態になってしまうのです。

日本においては、他の先進国に比べてアスベスト対策が遅れたとされています。健康に対して大きな脅威になる物質でありながら、適切な措置が取られてこなかったのです。これまでにも犠牲者の方が出ていますが、今後も大なり小なり影響を受けて病気になってしまうことがあるでしょう。

喫煙のように、自分の意思でコントロールしきれるものでないだけに、厄介な問題です。大気中に飛散しているような環境を避けるのは個人の努力だけでは不可能ですので、行政も含めての対応が必要になっています。


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