肺がんがステージ4期になったら



他の臓器への遠隔転移があるステージ4期の肺がんにおいては、原則として手術を行うことはしません。そのため、抗がん剤や放射線治療を用いることになります。

治療の目的は治癒ではなく余命の延長や苦痛の緩和、身体機能の維持に重点が置かれることが一般的です。末期になってしまうと、残念ながら有効な治療法が確立されていません。

組織型別に見ると、小細胞がんは悪性度が高く、診断時に進行していることが多いため、4期になってしまうことも多い反面、抗がん剤は奏効しやすい性質をもっています。手術が適用になる事例が少ないだけに救いになりますが、残念ながら化学療法のみで克服するのは難しく、進行を遅らせる程度の効果にとどまります。

線がんや扁平上皮がんのような非小細胞がんに関しては、小細胞がんほど化学療法の効果を期待することはできません。そのため、ステージが4期になる前に早期発見し、手術を行うことが重要です。

病期(ステージ)は0期から4期に分けられますが、進行するほどに平均的な生存率は低下していきます。非小細胞癌の場合、4期では化学療法を受けても1年生存率が50%ほどになってしまいます。

末期の患者さんに全身投与遺伝子治療が有効な可能性が示唆されていますが、現実に普及していくのは今後のこととなりますので、現段階としては、余命が長くないことが多い現実を受け入れるしかありません。


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